カラーコンタクトをご購入の前に
カラーコンタクトレンズは医療器具です。清潔・安全面には特に注意してお使いください。それらを怠ると、眼障害の原因に繋がることがあります。
このページに記載された警告や注意を守らずに発生しました事故の場合、ご本人の責任となりますのでご注意ください。
- 現在、目に疾患のある場合、体調が悪い場合、違和感のある場合は使用しないでください。
- レンズを装用する前に、眼ヤニや充血がないか確認し、異常がある場合は使用しないでください。
- レンズ装用後にも違和感がないかどうか確認し、少しでも違和感を感じたら必ず医師の診断を受けてください。
- レンズ装用中は目をこすらないでください。
- 他人とのレンズの貸し借りは絶対にしないでください。
- レンズの装用は、初回は2時間以内、2回目以降から徐々に装用時間を増やし、最長8時間以内にしてください。ただし、可能時間には個人差があります。必ず眼科医の指示に従ってください。
- レンズをしたまま眠らないでください。
- 水道水での洗浄は絶対におやめください。必ずコンタクト専用洗浄液を使用してください。
- 一度乾燥させてしまったレンズは使用しないでください。
- 少しでも違和感や異物感などがあった場合、ただちに使用を中止し、眼科医などの医療機関で受診してください。
- 使用期間を守り、使用期限を過ぎた製品は、絶対に使用しないでください。
- 水泳やマリンスポーツなど水に入る際は、レンズを外してください。
- 自覚症状がなく調子よく装用していても目やレンズに傷がついたり、眼障害が進行している場合があります。異常がなくても定期的に検査を受けてください。
装用を開始する前に必ず眼科医に相談し、病気や使用環境について確認してください。
眼科医が装用不適し判断した場合は、必ず指示に従ってください。
※小学生以下は、眼球の成長途中であることもあり、コンタクトレンズの使用はできません。
<以下の症状がある方>
・前眼部の急性及び亜急性炎症 ・眼感炎症 ・ぶどう膜炎 ・角膜知覚低下 ・眼異常 ・角膜上皮欠損・レンズ装用に影響を与える程度のアレルギー疾患・レンズ装用に問題となる程度のドライアイ及び涙器疾患・その他医師が装用不適と判断した疾患
<以下の生活環境にある方>
・常時、乾燥した生活環境にいる ・粉塵、薬品などが眼に入りやすい生活環境にいる
<以下の生活習慣のある方>
・医師の指示に従うことができない ・レンズを適切に使用できない ・定期検査を受けられない・レンズ装用に必要な衛生管理を行えない ・極度に神経質でコンタクトレンズの装用に向かない
Step1. 爪を切りましょう。
コンタクトレンズを取り扱う前には爪は必ず短く切り、ヤスリで丸く滑らかにしておきましょう。
Step2. 手を清潔にしましょう。
コンタクトレンズを取り扱う前には、必ず手指を石鹸でよく洗い、清潔にしてください。
○ 表(正常)
× 裏(縁が反ってしまう)
【レンズのつけ方】
Step1. レンズをチェックしましょう。
レンズを利き手人差し指にのせ、レンズに異常がないかチェックします。レンズの裏表もこの時にチェックしましょう。
Step2. まぶたを開きましょう。
利き手の中指で上まぶたを引き下げます。反対側の手で上まぶたを引きあげ、眼を大きく開きます。
レンズを利き手人差し指にのせ、レンズに異常がないかチェックします。レンズの裏表もこの時にチェックしましょう。
Step3. レンズを入れましょう。
レンズをゆっくりと眼に近づけ黒目の上にそっとのせます。
(この時レンズを眼に強く押しつけないよう注意しましょう。)
レンズが黒目に正しくのっていることを確認してから、上まぶた、下まぶたを押さえていた指をゆっくりとはなします。
Step4. 眼を閉じましょう。
眼をゆっくりと閉じ、その後まばたきを2~3回くり返します。
レンズが正しく入っていることを確認します。
☆レンズを入れる時のアドバイス☆
・手や指がぬれていると、レンズが指にくっついてしまい、うまく入りません。手指の水分はタオルでよくふき取っ
ておきましょう。
・まぶたを引き下げたり、引き上げたりする時は、まつ毛の生え際を押さえると、大きくスムーズに眼をひらく
ことができます。
・レンズをつけた後に、異物感や痛みを感じる時は、レンズを外し、再度洗浄液ですすぎ洗いをしてから、もう
一度つけ直してください。
・お化粧は、レンズを装用した後に行ってください。
【レンズのはずし方】
Step1. まぶたを開きましょう。
鏡をよく見てレンズの位置を確認します。利き手の中指で下まぶたを引き下げます。反対の手の中指で上まぶたを引き上げます。
Step2. レンズをずらしましょう。
そのままの状態で、利き手の人差し指でレンズを黒眼から下の白眼へずらします。
Step3. レンズを外しましょう。
レンズを下の白眼にずらしたまま、人差し指と親指で軽くつまんで取り出します。
※眼を傷つけないため、爪を立てたり、指が直接目に触れないように注意してください。
【お手入れ方法】
Step1. ケア用品を準備しましょう。
・洗浄液 ・すすぎ液 ・保存液
MPS(マルチパーパースソリューション)と呼ばれる、1本で洗浄・すすぎ・保存が出来るタイプのケア用品がおすすめです。
・タンパク除去剤
各MPSケア用品に対応したタンパク除去剤が販売されていますので、揃えて準備しましょう。
・レンズケース
弊社では、ご注文頂いたお客様にサービスでプレゼントしております。
Step2. レンズを洗いましょう。
カラコンタクトレンズを外して、利き腕と逆の手のひらに乗せます。洗浄液を数滴たらし、利き腕の人差し指でやさしくこすり洗いをしましょう。
※こすり洗いはグルグルと円を描かずに、同一方向にゆっくりこする様にしましょう。
※爪でレンズを傷つけない様、十分注意しましょう。
Step3. レンズをすすぎましよう。
こすり洗いしたカラコンタクトレンズの両面をすすぎ液ですずきましょう。
すすぎ時間は、ケア用品の取扱い説明書をご参照下さい。
Step4. レンズを保存しましょう。
清潔なレンズケースに保存液を満たし、カラコンタクトレンズを浸しましょう。ケースの蓋をしっかり閉めて保存します。
※MPS(ワンボトルタイプ)のケア用品を使用する場合には、洗浄液・すすぎ液・保存液の区別は必要ありません。
Step5. 定期的にタンパク除去を行いましょう。
毎日きちんとケアをしていても、涙に含まれるタンパク質がレンズに溜まってきてしまいます。
定期的にタンパク除去を行い、レンズを常に清潔に保つ様に心がけましょう。
Step6. レンズケースも洗いましょう。
レンズケースも定期的に洗いましょう。水道水で洗い、完全に乾かします。完全に乾かさないと、雑菌が繁殖してしまう可能性がありますので、注意しましょう。
※直射日光を避け、室温で保存してください。